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業種別の集客事例

工務店・リフォーム店のホームページ集客|「任せて大丈夫?」に答える6つの情報

工務店・リフォーム店のホームページ集客。戸建てとスマホに映る施工事例のページのイラスト

工務店の社長

紹介やポータルサイトから、仕事は来ている。それなのに、ホームページまで必要なのでしょうか。

リフォーム店の代表

作るとしても、大手のようなきれいな写真も、たくさんの施工事例もない。

そう感じている方も多いのではないでしょうか。

大丈夫です。小さな会社でも、整えられることはたくさんあります。むしろ、社長や職人の顔が見えて話が早いことは、小さな会社ならではの強みになります。

少しだけ、地域の様子も見ておきましょう。草加商工会議所と草加市がまとめた計画書には、国の統計(経済センサス)をもとにした数字が載っています。それによると、草加市の建設業の事業所は、平成24年の754から令和3年には788に増えました。そのうち757は、小規模な事業所です。

平成28年には一度減っており、調査の方法も一部変わっているため、数字は目安として見てください。それでも、お客様から見れば「近くに似た会社がいくつもある」ということです。

そして、住まいの工事は金額が大きく、何度も頼むものではありません。だからお客様は、「この会社に任せて大丈夫か」を時間をかけて確かめます。

これまでに、水回りや外壁・内装のリフォーム、造園など、住まいの工事を幅広く手がける会社のホームページづくりに関わってきました。その経験もふまえて、この記事では、お客様の「確かめたいこと」に答える情報を、6つの質問に沿ってまとめました。

載せる情報ごとに、書き方の例もつけています。施工事例の書き方や、元請け・求職者への見せ方も紹介します。作り方の手順や制作費用ではなく、「何を載せるか」に絞っています。

気になる見出しから読んでいただいても大丈夫です。最後には、今のホームページを見直せるチェックリストも用意しました。

小さな工務店・リフォーム店のホームページは「確かめに来る人」のためのページ

小さな工務店やリフォーム店のホームページは、知らない人に見つけてもらうためだけのものではありません。紹介やチラシ、ポータルサイトで名前を知った人が、「確かめに来る場所」でもあります。ここでは、その理由を順番に見ていきます。

高額で一生に何度もない工事だから、お客様は時間をかけて確かめる

飲食店なら、お客様は「今日どこで食べるか」をスマホで数分のうちに決めることもあります。住まいの工事は、そうはいきません。

たとえば、「冬の浴室が寒い」「外壁にひびが入ってきた」と感じたとします。多くの方は、家族と相談し、いくつかの会社に見積もりを頼み、何日もかけて比べるのではないでしょうか。金額が大きく、家に人を入れる工事だからこそ、慎重になるのは自然なことです。

住宅地を並んで歩く夫婦の後ろ姿。住まいの工事は家族で時間をかけて考える

その間、お客様はホームページを何度も見返すかもしれません。夜にゆっくり読んだり、家族に見せたりすることもあるでしょう。

だから工務店・リフォーム店のホームページは、情報の量やデザインの派手さより、「お客様の不安に先回りして答えているか」が大切です。

お客様が選ぶ決め手は「人柄」「技術」「価格の分かりやすさ」

では、お客様は何を見て会社を選んでいるのでしょうか。住宅リフォーム推進協議会が令和8年2月に公表した調査(2025年度)に、その手がかりがあります。

実際にリフォームした人が、業者を選ぶときに重視した点は次のとおりです。

  • 担当者の対応・人柄:44.0%
  • 工事の質・技術:36.2%
  • 工事価格の透明さ・明朗さ:30.1%
  • 的確な情報提供力:27.1%

地元密着の企業と契約した人に絞ると、「担当者の対応・人柄」を重視した割合は47.7%と、さらに高くなっています。

一方で、これからリフォームを考えている人の不安も調べられています。多かったのは「費用がかかる」(40.3%)、「工事後の不具合への対応」(29.7%)、「施工が適正に行われるか」(29.5%)、「見積もりの相場が分からない」(27.6%)でした。

ラゾまる

お客様が確かめたいのは、「この人たちに、この金額で、きちんと任せられるか」ということです。

この記事で紹介する6つの質問は、こうした「選ぶときの決め手」と「頼む前の不安」から逆算したものです。

ポータル・Instagram・Googleマップ・紹介があっても、ホームページは必要?

「ポータルサイトやInstagramがあれば十分では?」と感じる方もいるでしょう。今の集め方は、やめなくて大丈夫です。それぞれ得意なことが違うので、使い分けるのがおすすめです。

場所得意なこと苦手なこと
紹介・口コミ「あの人が言うなら」という安心感紹介された人以外に広がりにくい
ポータル・一括見積もりサイト工事を探している人と出会えることほかの会社と並べて比べられやすい
Instagram仕上がりの写真や、現場の様子を見せること料金や工事の流れをまとめて見せること
Googleマップ場所・電話番号・口コミを見せること会社の考え方をじっくり伝えること
ホームページ自社の言葉で、まとまった情報を伝えること知らない人に見つけてもらうこと

先ほどの調査では、地元密着の業者と契約した人がリフォーム業者の情報を得た方法として、「いつも工事を依頼している業者」(32.9%)や「友人・知人」(20.1%)が上位に入っていました。紹介や付き合いで名前を知る方が多いということです。

そうして名前を聞いた方が「どんな会社だろう」と確かめるとき、自社の言葉でまとめた情報があると安心につながりやすくなります。見つけてもらう場所と、確かめてもらう場所を分けて考えると、それぞれの役割がはっきりします。

紹介やポータルで見つけてもらい、ホームページで確かめてもらってから問い合わせにつながる流れの図

そもそもホームページが必要か迷う方は、個人事業主にホームページは必要か?3つの診断ポイントで、自分の場合を確かめられます。SNSとの優先順位は、ホームページとSNS、どちらを優先すべき?でまとめています。

お客様がホームページで確かめる6つの質問

ホームページを開いたお客様は、頭の中で6つの質問をしています。「頼める?」「腕は確か?」「いくら?」「どんな人?」「ちゃんとした会社?」「頼んだ後は?」の6つです。

今は全部覚えなくて大丈夫です。とりあえず「6つの質問に答えられているか」とだけ覚えてください。ここからは質問ごとに、載せる情報と書き方の例、よくあるつまずきを紹介します。

お客様がホームページで確かめる6つの質問と、それぞれに答える情報の一覧

①「うちの工事、頼める?」には、対応工事と対応エリアで答える

お客様が最初に知りたいのは、「自分の家の工事を、この会社に頼めるのか」です。ここが分からないと、ほかの情報を読む前に別の会社へ移ってしまいます。

「リフォーム全般」とだけ書くのではなく、工事の種類で書いてみてください。得意な工事と、頼まれれば対応できる工事を分けておくと、さらに伝わりやすくなります。

あわせて、次のことも書いておきましょう。

  • 対応エリア(市町村名で書き、「エリア外の方もご相談ください」と添える)
  • 小さな工事を受けるかどうか
  • 急ぎの修理に対応できるか

書き方の例は、次のとおりです。

  • 水回り:「浴室・トイレ・キッチンの交換が中心です。蛇口1つの交換からうかがいます(草加市・八潮市・越谷市)」
  • 外壁・内装:「外壁と屋根の塗装、室内の壁紙・床の張り替えを承ります。ひび割れの点検だけでもお気軽に」
  • 造園:「庭木の剪定と、年間のお手入れを中心に承っています。1本からでもうかがいます」

よくあるつまずきは、「何でもできます」と書いて、結局何が得意なのか伝わらないことです。いろいろな工事をしている会社ほど、まず得意な工事を3つほど前に出してみてください。

②「腕は確か?」には、施工事例を1件ずつ“セット”で答える

先ほどの調査でも、「工事の質・技術」を重視した人は36.2%いました。腕の確かさを伝えるいちばんの材料は、施工事例です。

ただし、完成写真を並べるだけでは、「自分の家の場合はどうなるのか」がお客様に伝わりにくくなります。写真に「お客様の悩み」「工事内容」「期間」「費用の目安」を添えて、1件ずつセットで見せることが大切です。

具体的な書き方は、このあとの「施工事例は『写真+5つの情報』で1件ずつ載せる」の章で、例と一緒に紹介します。

③「いくらかかる?」には、条件つきの費用の目安と見積もりの進め方で答える

検討中の人の不安で一番多かったのが、「費用がかかる」でした。「見積もりの相場が分からない」という声もあります。

住まいの工事は家ごとに条件が違うので、定価表を作るのは難しいものです。そこで、次の2つを書いてみてください。

  • 工事の種類ごとの、費用の目安の幅
  • 金額が変わる条件(広さ、今の状態、設備のグレードなど)

「◯◯円〜」とだけ書くと、実際の金額との差に驚かせてしまうことがあります。含まれるもの・含まれないもの、税込かどうかも添えて、実際より安く見せない書き方を心がけましょう。

書き方の例は、次のとおりです。

  • 造園:「庭木の剪定は、高さ3mまでの木で1本3,000円〜(税込・架空の例)。木の高さと本数、処分する枝の量で変わるため、現地を見てお見積もりします」

見積もりの進め方も書いておくと安心してもらえます。見積もりは無料か、現地調査は何回か、追加の費用が出るのはどんなときか、の3つです。

同じ調査では、費用が予算を上回った人の理由として、「設備を当初よりグレードアップした」(47.4%)、「予定よりリフォーム箇所が増えた」(41.9%)が多く挙がっていました。こうした「金額が変わりやすい場面」を先に書いておくと、お客様も心づもりがしやすくなります。

「費用を載せると、値段だけで比べられそう」と心配になることもよくあります。目安があると、問い合わせの段階で予算のずれが減り、お互いの時間を無駄にしにくくなります。

使える補助制度があれば、書いておくと親切です。草加市でも、市内の業者に頼むリフォームへの補助が行われている年度があります。条件は年度ごとに変わるため、市や商工会議所の最新の案内を確かめてから載せてください。

④「どんな人が来る?」には、代表と職人の顔と言葉で答える

業者選びで一番重視されていたのは、「担当者の対応・人柄」でした。家に入ってもらう仕事なので、「どんな人が来るのか」はお客様にとって大きな安心材料です。

載せたいのは、次のような情報です。

  • 代表の写真と、仕事への一言
  • 現場に行く職人の写真(作業着のままで大丈夫です)
  • 持っている資格と、経験年数

代表の一言は、たとえば次のような書き方です。

  • 「お見積もりから工事まで、私が担当します。小さなことでも、気になる点は遠慮なく聞いてください」

ただ、顔写真を出すことに抵抗がある、という声を聞くこともあります。その場合は、次のような方法で人柄を伝えられます。

  • 後ろ姿や、作業している手元の写真
  • 道具や作業着、社用車の写真
  • 写真と見間違えない、似顔絵のイラスト
  • 名前と、仕事への一言だけを載せる
のこぎりで木材を切る職人の手元。顔を出さなくても仕事ぶりは伝えられる

最近はAIで、写真のような人物の画像も作れます。ただ、実際に会ったときの印象とずれると、かえって不安にさせてしまいます。顔を出さない場合は、ひと目でイラストと分かる絵や、本物の手元の写真を選ぶのがおすすめです。

⑤「ちゃんとした会社?」には、建設業許可・資格・保険を正確に書いて答える

家の工事を頼む前に、「きちんとした会社かどうか」を確かめたい方も多いはずです。その答えになるのが、建設業許可や資格、保険の情報です。

建設業許可とは、一定の規模以上の工事を請け負うために、国や都道府県から受ける許可のことです。建設業許可=決められた条件を満たした業者だという証明。たとえば、会社の事務所に掲げている許可票(金色の看板)の内容がそれにあたります。

国土交通省は令和5年2月、建設業者の団体に向けて、許可の情報を自社のウェブサイトでも積極的に公表するようお願いする通知を出しています。義務ではありませんが、お客様が業者を選ぶときにネットで調べることをふまえたお願いです。通知で挙げられているのは、会社名、代表者名、一般か特定かの別、許可を受けた年月日・許可番号・許可を受けた業種です。

ホームページには、次の情報をまとめておくと安心です。

  • 許可番号と、許可を受けた業種
  • 建築士事務所の登録(あれば)
  • 主な資格
  • 加入している保険
  • 所在地と創業年

許可番号は、たとえば次のような形で書きます(数字はダミーです)。

  • 「埼玉県知事 許可(般-00)第000000号 内装仕上工事業・塗装工事業」

「般」は一般建設業の許可、という意味です。お客様は、国土交通省の建設業者・宅建業者等企業情報検索システムで、許可の内容を確かめることもできます。

書くときは、内容を正確にすることが大切です。建設業法では、許可を受けていないのに受けているように見える表示や、許可を受けていない業種まで許可があるように見える表示が禁止されています。許可を更新したときや内容が変わったときは、ホームページの記載も忘れずに直しましょう。

工事の規模によっては、許可がなくても請け負える場合があります。許可がない職人や小さなお店は、無理に書かなくて大丈夫です。資格や保険、これまでの実績で、信頼できる理由を伝えてみてください。

⑥「頼んだ後はどう進む?」には、工事の流れと保証・アフターで答える

検討中の人の不安で2番目に多かったのが、「工事後の不具合への対応」でした。頼んだ後のことが見えると、お客様は安心して問い合わせやすくなります。

載せたいのは、次のような情報です。

  • 問い合わせから引き渡し、点検までの流れと、それぞれのおよその期間
  • 住みながら工事できるか
  • 近隣へのあいさつをどうしているか
  • 工事中の連絡方法
  • 保証の内容と期間、不具合があったときの連絡先

流れは、たとえば次のように書くと伝わりやすくなります。

  • 「お問い合わせ → 現地調査(30分ほど) → 3日以内にお見積もり → ご契約 → 工事 → お引き渡し → 1年後の点検」

保証書を出している会社なら、その内容は必ず書いておきましょう。工事後のことまで書いてあると、「頼んだら終わり」ではないことが伝わります。

施工事例は「写真+5つの情報」で1件ずつ載せる

6つの質問の中でも、施工事例は特に力を入れたいところです。少ない数でも、1件ずつ丁寧に載せれば十分に伝わります。

写真を並べるだけでは伝わらない。1件に入れたい5つの情報

ホームページづくりに関わる中で、施工事例に使えそうな写真が思ったより少ない、ということがありました。工事中は手を動かすのに忙しく、撮っていても記録用で、見せるための写真ではないことが多いからです。

それに、完成写真だけでは、お客様は「自分の家の場合はどうなるのか」を想像しにくいものです。お客様は、自分と似た悩みの事例を探しています。

そこで、1件の施工事例には、次の5つの情報を入れてみてください。

  1. お客様の悩み・きっかけ
  2. 工事内容(何をどう直したか)
  3. 工期
  4. 費用の目安(幅で書く)
  5. 担当者の一言、またはお客様の声

あわせて、ビフォーとアフターの写真、地域(市の名前まで)、築年数を添えると、さらに自分ごととして読んでもらいやすくなります。

写真だけの施工事例と、悩みや工期、費用の目安まで添えた施工事例の比較

たとえば、次のような形です。下の表は、書き方を示すための架空の例です。費用は、リフォーム情報サイトなどに載っている一般的な相場をもとにした目安で、実際の金額は家の状態や選ぶ設備によって変わります。

水回り外壁・塗装造園
物件草加市・築25年の戸建て八潮市・築30年の戸建て(延床30坪)越谷市・築20年の戸建て
悩み・きっかけ冬の浴室が寒く、床も冷たい外壁のひび割れと色あせが気になる庭木が伸びすぎて、隣の家にかかりそう
工事内容ユニットバスの交換と、浴室の窓に内窓を設置外壁のひび割れを補修し、塗り替え(足場を含む)中くらいの木3本の剪定と、伸びすぎた木1本の伐採・処分
工期4日2週間1日
費用の目安70万〜130万円70万〜110万円3万〜5万円
担当者の一言「工事中もお風呂が使えない日数を、最初にお伝えしました」「ご近所へのあいさつも、着工前に一緒に回りました」「来年以降のお手入れの時期も、ご提案しています」

ラゾまる

施工事例は「作品集」ではなく、「似た悩みを持つお客様への答え」です。写真に5つの情報を添えて、1件ずつ見せていきましょう。

写真はスマホで十分。撮り方の3つのコツと、事例の増やし方

施工事例の写真は、スマホで十分です。プロに撮影を頼む方法もありますが、まずは次の3つを意識して撮ってみてください。

  1. 着工前に、ビフォーの写真を撮る(工事が始まると、もう撮れません)
  2. アフターは、ビフォーと同じ位置・同じ角度から撮る
  3. 工事中の写真も残しておく

工事中の写真は、完成すると見えなくなる下地や配管の様子を伝えてくれます。丁寧な仕事をしている証拠として、お客様の安心につながります。

骨組みだけになったリフォーム中の室内。工事中の写真は完成後には撮れない

撮るのを忘れないためには、「着工の日の朝に1枚、引き渡しの日に同じ場所から1枚」と、撮るタイミングを決めておくのがおすすめです。次の工事から、ぜひ撮り始めてみてください。

事例が少ないうちは、まず得意な工事で3件を目標にしてみましょう。数を増やすことより、似た悩みのお客様が見つけやすいことを大切にしてください。「水回り」「外壁・屋根」「庭」のように、工事の種類で分けて並べると探しやすくなります。小さな修理も、立派な施工事例になります。

載せる前に、お客様の許可をもらう

施工事例を載せる前には、お客様の許可をもらっておきましょう。写真から、お住まいが分かってしまうことがあるからです。

特に、次のようなものが写っていないか確かめてみてください。

  • 住所が分かる外観や、周りの景色
  • 表札や車のナンバー
  • 室内の私物や、家族の写真

費用を載せる場合も、お客様の了承を取っておくと安心です。契約のときに「施工事例として写真を使わせていただいてもいいですか」と一言聞いておくと、あとから慌てずに済みます。

お客様以外の読み手にも答えておく

小さな工務店やリフォーム店のホームページは、一般のお客様だけが見るとは限りません。元請けの会社や協力会社、働きたいと考えている人が見ることもあります。

新しくページを増やさなくても大丈夫です。会社概要や、短い案内の欄に、必要なことを書いておきましょう。

元請け・協力会社が確かめたいこと

元請けの会社やハウスメーカーは、「この会社に仕事を任せられるか」を確かめています。協力してくれる業者や職人を探すときも、相手は同じような点を見ています。

「法人・元請けの方へ」「協力業者さま募集」のような短い欄に、次の情報をまとめておきましょう。

  • 対応できる工種
  • 建設業許可と、加入している保険
  • 対応エリア
  • 人数や体制
  • 取引実績(名前を出せる範囲で)
  • 問い合わせの窓口
  • 協力業者を募集している場合は、募集している工種と条件

一般のお客様向けの文章とは分けて書くと、どちらの読み手にとっても読みやすくなります。

求職者が見ていること

人手の確保は、多くの建設業の会社にとって大きな課題です。草加市の産業新成長戦略(素案)に載っている、ハローワークそうかの令和7年6月のデータでは、「建設・採掘の職業」の有効求人倍率は5.16倍でした。

有効求人倍率とは、仕事を探している人1人に対して、求人がいくつあるかを示す数字です。5.16倍=1人の求職者を、5社以上で取り合っている状態。それだけ、人を採るのが難しい職種だということです。

同じ資料の事業所アンケートでも、建設業の回答の28.1%が、雇用条件や募集のしかたを変えた人材確保を課題に挙げていました。

求人票だけでは、仕事の様子や一緒に働く人の雰囲気までは伝わりにくいものです。ホームページには、次のような情報を載せてみてください。

  • 仕事の内容と、1日の流れ
  • 一緒に働く人の写真と一言
  • 資格を取るための支援があるか
  • 未経験から始めた人がいるか

働く人の顔や現場の様子が見えると、応募する前の不安を少し小さくできます。

ホームページがない・古いなら、まず1ページから

ここまで読んで、「全部そろえるのは大変そう」と感じた方もいるかもしれません。ホームページがまだない会社なら、最初は縦に長い1ページだけでも始められます。

スマホで上から順に見たときに、次の並びになっていれば十分です。

  1. 対応工事と対応エリア(質問①)
  2. 施工事例3件(質問②)
  3. 費用の目安と見積もりの進め方(質問③)
  4. 代表・職人の紹介(質問④)
  5. 許可・資格・保険・会社概要(質問⑤)
  6. 工事の流れと保証(質問⑥)
  7. 問い合わせ(電話・フォーム)

この並びは、お客様が6つの質問をする順番にそろえています。

スマホで見たときの1ページの並び。最初の画面に何の工事をどこで誰がやるかと電話の入口を置く

特に大切なのは、最初の画面です。スマホで開いてすぐ、「何の工事を、どこで、誰がやる会社か」が分かるようにしておきましょう。電話や問い合わせのボタンも、最初の画面に置いておくと安心です。

一人親方の方や、元請けの仕事が中心で、これから一般のお客様の仕事を増やしたい方も、この1ページから始められます。ページを増やすのは、施工事例がたまってきてからで大丈夫です。

1ページなら、作成サービスを使って自分で作ることも、制作会社のテンプレートを使って費用をおさえることもできます。自分で作るか制作会社に頼むかで迷ったら「ホームページは自作と制作会社どっちがいい?」を、頼むときにテンプレートとオリジナルのどちらにするかは「ホームページのテンプレートとオリジナルの違い」を参考にしてみてください。

公開後は、Googleマップ・ポータル・Instagramと情報をそろえる

ホームページは、公開したら終わりではありません。工務店・リフォーム店で特に大切なのは、あちこちに載っている情報をそろえておくことです。

営業時間、対応エリア、電話番号、許可番号は、ホームページ・Googleマップ・ポータルサイト・Instagramで同じにしておきましょう。情報がばらばらだと、お客様はどれを信じればいいか迷ってしまいます。

施工事例は、場所ごとに役割を分けると続けやすくなります。Instagramには工事が終わったときの速報を、ホームページには5つの情報をそろえた詳しい事例を、という分け方です。

自宅を事務所にしている職人の方は、Googleマップに自宅の住所を出したくないこともあるでしょう。Googleビジネスプロフィールでは、住所を表示せずに、対応エリアだけを表示する設定ができます。

Googleビジネスプロフィールとは、Googleマップにお店や会社を載せる無料のサービスのことです。Googleビジネスプロフィール=地図の上で会社を紹介するもの。たとえば「草加 リフォーム」と調べたときに、地図と一緒に出てくる会社の情報です。

Googleのヘルプでは、対応エリアは最大20か所まで設定でき、拠点からおよそ車で2時間以内の範囲にするよう案内されています。基本的な使い方は、飲食店のホームページ集客|Googleマップから選ばれるために入れたい5つの情報でも紹介しています。

どこまで自分で更新するかはホームページ更新、自分でできることと業者に頼むことで、公開後にかかる費用はホームページの保守費用の内訳は?で詳しくまとめています。

「任せて大丈夫?」に答えられているかセルフチェック

最後に、6つの質問と施工事例、公開後の確認をチェックリストにまとめました。今のホームページはもちろん、Googleマップやポータルサイトの情報を見直すときにも使えます。

  • 得意な工事と対応エリアが、最初の画面で分かる(質問①)
  • 施工事例に、悩み・工事内容・工期・費用の目安が書いてある(質問②)
  • 費用の目安と、金額が変わる条件が書いてある(質問③)
  • 代表や職人の人柄が、写真や一言で伝わる(質問④)
  • 許可番号・資格・保険が、正確に書いてある(質問⑤)
  • 問い合わせから工事後までの流れと、保証の内容が分かる(質問⑥)
  • 施工事例の写真を載せる許可を、お客様からもらっている(施工事例)
  • ホームページとGoogleマップで、電話番号や対応エリアがそろっている(公開後)

チェックがつかなかった項目があっても大丈夫です。1つ直すごとに、お客様の迷いは1つずつ減っていきます。

これから作る・作り直すなら、先にメモしておきたいこと

これからホームページを作る、または作り直す方は、次の5つをメモしておくと進めやすくなります。制作会社に相談するときも、このメモがあると話が早く進みます。

  1. お客様からよく聞かれる質問
    • 電話や現地調査でよく聞かれることは、ホームページで先に答えておきたい内容です。
  2. 施工事例3件分の材料
    • ビフォー・アフターの写真、お客様の悩み、工事内容、工期、費用の幅、掲載の許可をそろえます。
  3. 許可番号・資格・保険の一覧
    • 正確に書くために、許可通知書や資格証を手元に用意しておきます。
  4. 対応エリアと、得意な工事
    • 最初の画面に何を書くかが、すぐに決まります。
  5. 誰が更新するか
    • 施工事例を誰が追加するかを決めておくと、公開後に更新が止まりにくくなります。

特に、施工事例の写真は、作り始めてから集めようとすると見つからないことがあります。ホームページを作る前から、工事のたびに撮りためておくと、制作がぐっと進めやすくなります。

ラゾまる

写真と5つの情報は、作る前から集め始められます。次の工事が、最初の施工事例になります。

きれいにまとめる必要はありません。スマホのメモに箇条書きするくらいで十分です。

まとめ

この記事のポイントを振り返ります。

この記事のポイント

  • 小さな工務店・リフォーム店のホームページは、名前を知った人が「確かめに来る場所」
  • お客様が確かめるのは「頼める?」「腕は確か?」「いくら?」「どんな人?」「ちゃんとした会社?」「頼んだ後は?」の6つ
  • 施工事例は、写真に「悩み・工事内容・工期・費用の目安・一言」を添えて、1件ずつ載せる
  • 元請け・協力会社・求職者にも、短い案内で答えておく

次の一歩として、2つのことを試してみてください。1つは、次の工事でビフォーの写真を1枚撮ること。もう1つは、自社の名前で検索して、出てきたページで6つの質問に答えられているかを見てみることです。

ホームページ作り全体の流れを知りたい方は、次の記事で順番に解説しています。どこから手をつければいいか迷ったときの、地図のように使っていただけます。

制作会社を選ぶときに確かめたいことは、ホームページ制作会社の選び方|小さな会社・お店が失敗しないために確かめることや、草加市・八潮市周辺でホームページ制作会社を探す方法でまとめています。

草加市周辺で、工務店・リフォーム店のホームページを作りたい方は、Lazoricoにお気軽にご相談ください。対面でお話をうかがい、会社の規模や予算に合わせて、無理なく続けられる形を一緒に考えます。公開後の更新や運用のサポートもおこなっています。料金の目安は、サービス・料金ページにまとめています。

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