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飲食店のホームページ集客|Googleマップから選ばれるために入れたい5つの情報

飲食店のホームページ集客。Googleマップで選んだお店のピンから、ホームページが吹き出しで開く様子を、スマホを持つ女性のイラストで表したもの

グルメサイトにもGoogleマップにも載っているのに、ホームページまで必要なのでしょうか。作るとしても、何を載せればお客様が来てくれるのか分からない。そう感じている方も多いのではないでしょうか。

大丈夫です。1つずつやれば難しくありません。ホームページがまだないお店でも、今日から整えられることがあります。

草加市内には、飲食店が667店あります。総務省統計局がまとめた、2021年時点の数です。お客様から見ると、それだけ選べるお店が多いということです。

そしてお客様の多くは、「今日どこで食べるか」をスマホで数分のうちに決めています。Googleマップで候補を絞り、お店のウェブサイトとルートを見て決める流れです。

この記事では、その最後の数分で選ばれるための情報を、お客様の5つの質問に沿ってまとめました。作り方の手順や費用ではなく、「何を載せるか」に絞っています。

気になる見出しから読んでいただいても大丈夫です。最後には、今のホームページやGoogleマップの店舗情報を見直せるチェックリストも用意しました。

飲食店のホームページは「地図の次に開かれるページ」

飲食店のホームページは、お客様が最初に見るページではないことが多いです。まず地図で見つけてもらい、そのあとで開かれるページだからです。ここでは、その流れを順番に見ていきます。

「今日どこで食べるか」は数分で決まる

美容室や歯医者なら、何日か前に予約してから行く方が多いでしょう。飲食店は少し違います。「今から入れるお店」を、その場で探す方も多いのではないでしょうか。

たとえば、仕事帰りに「どこかで軽く食べて帰ろう」と思ったときです。スマホで近くのお店を探し、よさそうなお店を2〜3軒比べます。決めるまでにかかるのは、数分ほどです。

この数分の間、お客様は長い文章をじっくり読みません。知りたいことの答えがすぐ見つかるかどうかで、行くお店を決めています。だから飲食店のホームページは、情報の量より「答えの見つけやすさ」が大切です。

Googleマップで3店に絞り、「ウェブサイト」と「ルート」で決める

この流れは、調査の数字にも表れています。店舗の集客を支援するトライハッチが、2024年5月に行った調査です。対象は、Googleマップでレストランや居酒屋を探した1,090名です。

調査では、Googleマップで探したあと、実際にお店へ行った人が73%いました。比べたお店の数は「3店舗」が31.4%で最も多く、3店舗以内が約7割を占めています。

比べるときに最も多かった行動は、「ルート検索」と「ウェブサイトを見る」の組み合わせでした。ルートで道順を、ウェブサイトで中身を確かめてから決めているのです。

3店舗を比べた人では、ウェブサイトだけを見た人の来店率が65%でした。ルートとウェブサイトの両方を見た人では、85%まで上がっています。

Googleマップで3店に絞り、ルートとウェブサイトを見てから来店する流れと、両方を見た人の来店率を示した図

ラゾまる

お客様はGoogleマップで3店ほどに絞り、最後にお店のウェブサイトを開いて決めています。ホームページは、その「最後のひと押し」を担うページです。

Googleマップの店舗情報には、「ウェブサイト」というボタンがあります。ホームページがなければ、ボタン自体が出ないか、グルメサイトなど別のページにつながります。お店の言葉で伝えられる場所が、1つ減ってしまうのです。

グルメサイトやGoogleマップがあるのに、ホームページは必要?

「グルメサイトやGoogleマップに載っていれば十分では?」と感じる方もいるでしょう。グルメサイトは、やめなくて大丈夫です。それぞれ得意なことが違うので、使い分けるのがおすすめです。

場所得意なこと苦手なこと
グルメサイト口コミや、ほかのお店との比較お店の言葉で細かく伝えること
Instagram料理や店内の雰囲気、新メニューのお知らせ営業時間や料金をまとめて見せること
Googleマップ場所・ルート・営業時間を見せることお店のこだわりをじっくり伝えること
ホームページ正確な最新情報と、お店自身の言葉知らない人に見つけてもらうこと

たとえば、仕込みにかける手間や、店主が大切にしていることは、口コミだけでは伝わりにくいものです。ホームページなら、こうした話をお店の言葉で書けます。

グルメサイトや地図で見つけてもらい、ホームページで決めてもらう。この順番で考えると、それぞれの役割がはっきりします。

SNSとの使い分けについては、「ホームページとSNS、どちらを優先すべき?」でまとめています。そもそもホームページが必要か迷う方は、次の記事も参考にしてみてください。

お客様がホームページで確かめる5つの質問

ホームページを開いたお客様は、頭の中で5つの質問をしています。「今日開いている?」「何がいくら?」「入れる?」「どう行く?」「予約は?」の5つです。

今は全部覚えなくて大丈夫です。とりあえず「5つの質問にすぐ答えられるか」とだけ覚えてください。ここからは質問ごとに、答え方とよくあるつまずきを紹介します。

①「今日、今から入れる?」には、営業時間を分けて答える

お客様が最初に確かめるのは、「今、開いているか」です。せっかく候補に残っても、営業時間が分からないと別のお店に移ってしまいます。

営業時間は、次のように分けて書いてみてください。

  • ランチとディナーの時間
  • それぞれのラストオーダー
  • 定休日
  • 臨時休業や、営業時間が変わる日のお知らせ

よくあるのは、「11:00〜22:00」とだけ書いてある例です。これでは、昼に休憩があるのか、何時までに入ればよいのかが分かりません。

たとえば、次のように分けて書くと迷わせずに済みます。

  • ランチ 11:00〜15:00(ラストオーダー14:30)
  • ディナー 17:00〜22:00(ラストオーダー21:30)
営業時間を1行だけで書いた例と、ランチとディナー、ラストオーダー、臨時休業まで分けて書いた例の比較

祝日や連休の営業も、お客様が迷いやすいところです。「祝日は営業し、翌日の平日が休み」のような決まりがあれば、書き添えておきましょう。

臨時休業のお知らせは、トップページの目立つ場所に置くのがおすすめです。開いていると思って来たお客様が、店の前で引き返すことを防げます。

もう1つ気をつけたいのが、Googleマップとのずれです。ホームページとGoogleマップで営業時間が違うと、お客様はどちらを信じればよいか迷います。そろえ方は、公開後の章で紹介します。

②「何が、いくらで食べられる?」には、写真付きの看板メニューと税込価格で答える

次に知りたいのは、「何が食べられて、いくらかかるか」です。メニューを全部見せる前に、まず看板メニューを3つほど写真付きで見せてみてください。

メニューは、PDFや紙のメニューを撮った画像だけにしないのがおすすめです。スマホでは文字が小さくなり、読みにくいことがあるためです。ページの文字として書いておけば、スマホでも読みやすくなります。

料金は、税込の金額で書いておくと安心してもらえます。そのうえで、飲食店ならではの料金についても書き添えてみてください。

  • お通し(席についたときに出る小鉢)の有無と金額
  • 席料やチャージ料の有無
  • サービス料の有無
  • ランチ、コース、飲み放題のおよその価格帯
看板メニュー3つを写真と税込価格で見せ、お通しや席料の有無も書いたメニューページの見本

お通しや席料は、お店にとっては当たり前でも、初めての方は知らないことがあります。会計のときに驚かせないよう、先に書いておくと親切です。

写真がうまく撮れないと悩むこともよくあります。その場合は、窓際の自然光で、料理を少し斜め上から撮ってみてください。背景のお皿や調味料を片づけるだけでも、印象が変わります。

白いお皿に盛ったケーキを、スマホで真上から撮影している手元

「メニューが多すぎて、全部は載せられない」と悩むこともよくあります。その場合は、定番と看板メニューだけを載せて、「ほかに日替わりもあります」と添えてみてください。全部そろっていなくても、雰囲気と価格帯が伝われば十分です。

③「どんなお店で、自分たちは入れる?」には、席と雰囲気で答える

お客様は、料理と同じくらい「自分たちが入れるか」を気にしています。1人で入りやすいか、子ども連れでも大丈夫か、といった心配です。

席と雰囲気については、次のような情報を書いてみてください。

  • 席数と、カウンター・テーブル・個室・座敷のどれがあるか
  • 1人・子ども連れ・団体に対応できるか
  • 禁煙か、喫煙できる席があるか
  • ベビーカーや車いすで入れるか
  • 店内の写真(カウンター、テーブル席、個室など)

たとえば駅前の居酒屋なら、「1人でもカウンターで気軽にどうぞ」の一言が決め手になるかもしれません。家族向けの定食屋なら、「座敷あり・子ども用の椅子あり」が安心材料になります。

丸テーブルと椅子が並ぶ、落ち着いた雰囲気の飲食店の店内

「今、空いているか」をリアルタイムで見せるのは、小さなお店では難しいものです。その代わりに、混みやすい時間帯の目安を書いておく方法があります。

たとえば「平日は19時台が混みやすく、20時半以降は入りやすいです」のような書き方です。予約なしで来たいお客様が、来る時間を選びやすくなります。

Googleマップにも、時間帯ごとの混み具合を示すグラフが出ることがあります。お客様はそちらも見ているので、ホームページの目安と大きくずれていないか確かめてみてください。

④「どこにあって、迷わず着ける?」には、夜の入口の写真まで見せる

Googleマップでルートは分かっても、「入口がどこか」までは分からないことがあります。特に夜は、昼と看板の見え方が変わります。

ビルの2階や地下にあるお店だと、近くまで来て迷うお客様もいます。アクセスの情報には、次のものを入れてみてください。

  • 夜の外観と入口の写真(看板に明かりがついた様子)
  • ビルの何階か、階段かエレベーターか
  • 最寄り駅からの目印(「〇〇の角を曲がって2軒目」など)
  • 駐車場の有無と台数、近くのコインパーキング
夜の路地で、赤ちょうちんに明かりがついた居酒屋の入口

たとえば国道沿いのお店なら、車で来る方には駐車場の入り方が大事な情報です。「駐車場は店の裏手に5台」のように、場所と台数まで書いておくと親切です。

写真は昼に撮ることが多いので、夜の写真がないこともよくあります。その場合は、営業中の夜にスマホで入口を1枚撮るだけでも十分です。

⑤「予約はどうすればいい?」は、すぐ行く人と予定を立てる人で分ける

予約について知りたいことは、お客様によって違います。今から行きたい方と、来週の宴会を考えている方では、見たい情報が別だからです。

先ほどの調査では、Googleマップからお店に電話をかけた人は8.2%にとどまりました。電話だけに頼らず、ホームページで答えを先に見せておくことが大切です。

今から行きたい方には、「予約なしでもどうぞ」の一言と電話ボタンがあれば十分です。スマホの画面の下に電話ボタンを固定しておくと、どのページからでもすぐ連絡できます。

宴会や記念日で予定を立てる方には、次の情報を見せてみてください。

  • コースの内容と料金
  • 何人まで入れるか、貸切ができるか
  • ネット予約の入口、または問い合わせの方法
  • 予約の締め切り(「前日まで」など)

テイクアウトがあるお店は、注文の方法と受け取りの時間もここに書いておくと便利です。お客様が電話で聞く手間を減らせます。

営業中は忙しくて、電話に出られないこともよくあります。その場合は、「電話がつながりやすいのは14時〜17時です」のように時間を書いておきましょう。ネット予約や問い合わせフォームを並べておくと、さらに安心です。

電話・グルメサイト・LINEと、予約の方法がばらばらに並ぶと、お客様は迷いがちです。すぐ行く人向けと予定を立てる人向けに、一番目立たせる入口を1つずつ決めておくのがおすすめです。

メニューや写真を載せるときに気をつけたいこと

メニューや写真を載せるときは、実際と違う見せ方にならないよう気をつけたいところです。飲食店のメニュー表示には、景品表示法というルールが関わります。

景品表示法とは、実際より良く見せる広告や表示を規制する法律のことです。景品表示法=お客様の誤解を防ぐもの。たとえば、実際と違う産地を書くと問題になるおそれがあります。

消費者庁は、メニューや料理の表示についての考え方を資料にまとめて公開しています。迷ったときは、この資料を確認してみてください。「自家製」「手打ち」といった言葉も、実際の作り方と合っているか確かめてから使うと安心です。

アレルギーの情報を載せる場合は、メニューを変えたときに一緒に更新することが大切です。そのうえで、「詳しくはスタッフにお尋ねください」と問い合わせ先を添えておきましょう。

写真は、実物より豪華に見せすぎないようにしましょう。写真と違う料理が出てくると、せっかく来てくれたお客様をがっかりさせてしまいます。

ホームページがないお店は、まず1ページにこの順番で

ここまで読んで、「全部そろえるのは大変そう」と感じた方もいるかもしれません。ホームページがまだないお店なら、最初は縦に長い1ページだけでも始められます。

スマホで上から順に見たときに、次の並びになっていれば十分です。

  1. お店のジャンルと看板メニュー(写真つき)
  2. 営業時間・定休日・臨時休業のお知らせ(質問①)
  3. メニューと価格(質問②)
  4. 席と店内の雰囲気(質問③)
  5. アクセスと入口の写真(質問④)
  6. 予約・電話・問い合わせ(質問⑤)
スマホで上から順に、看板メニュー、営業時間、メニュー、席、アクセス、予約が並ぶ1ページ構成の例

この並びは、お客様が5つの質問をする順番にそろえています。ページが1枚でも、上から読み進めれば迷わず来店まで進めます。

特に大切なのは、最初の画面です。スマホで開いてすぐ、「何のお店で、今日開いているか」が分かるようにしておきましょう。看板メニューの写真と、今日の営業時間が並んでいるだけでも十分です。

ページを増やすのは、営業が落ち着いてからで大丈夫です。お店のこだわりや、スタッフの紹介などは、あとから足していけます。

公開後は、Googleマップ・グルメサイトと情報をそろえる

ホームページは、公開したら終わりではありません。飲食店で特に大切なのは、あちこちに載っている情報をそろえておくことです。

Googleビジネスプロフィールとは、Googleマップにお店を載せる無料のサービスのことです。Googleビジネスプロフィール=地図の上でお店を紹介するもの。たとえば「草加 ラーメン」と調べたとき、地図と一緒に出てくるお店の情報です。

公開したら、まず次の3つを確認してみてください。

  • Googleビジネスプロフィールに、ホームページのURLを入れる
  • 営業時間を、ホームページと同じにそろえる
  • 臨時休業や年末年始は、「特別営業時間」として登録する

営業時間や休みを変えたときは、3か所を同じ日に直すのがおすすめです。3か所とは、ホームページ・Googleマップ・グルメサイトのことです。季節メニューや値上げのときも同じです。

Instagramを使っているお店は、プロフィールにホームページのURLを載せておきましょう。グルメサイトの店舗情報にURLの欄があれば、そこにも入れておきましょう。お客様が行き来しやすくなります。

ラゾまる

情報がそろっていることは、それだけでお店への信頼になります。直すときは、3か所をまとめて同じ日に。

とはいえ、3か所を直すのが負担に感じることもよくあります。その場合は、ホームページの「お知らせ」だけでも自分で直せる作りにしておくと、ぐっと楽になります。

どこまで自分で更新できるかは、「ホームページ更新、自分でできることと業者に頼むこと」で詳しく紹介しています。

来店につながるかセルフチェック

最後に、5つの質問をチェックリストにまとめました。今のホームページはもちろん、Googleマップの店舗情報を見直すときにも使えます。

  • ランチとディナーの時間、ラストオーダーが分かる(質問①)
  • 看板メニューが、写真と税込価格で分かる(質問②)
  • お通しや席料があるかどうか書いてある(質問②)
  • 席の種類と、1人・子ども連れ・団体に対応できるかが分かる(質問③)
  • 夜でも入口が分かる写真がある(質問④)
  • 予約なしで行けるかの目安と、宴会の問い合わせ先が分かる(質問⑤)
  • Googleマップと営業時間がそろっている(公開後)

チェックがつかなかった項目があっても大丈夫です。1つ直すごとに、お客様の迷いは1つずつ減っていきます。

これから作るなら、先にメモしておきたい4つのこと

ホームページがまだないお店は、作り始める前に次の4つをメモしておくと進めやすくなります。制作会社に相談するときも、このメモがあると話が早く進みます。

  1. お客様からよく聞かれる質問
    • 電話や来店時によく聞かれることは、ホームページで先に答えておきたい内容です。
  2. 看板メニュー3つと、その写真
    • 最初の画面に何を載せるかが、すぐに決まります。
  3. 営業時間や休みが、どのくらい変わるか
    • 変わることが多いお店ほど、「お知らせ」を自分で直せる作りが向いています。
  4. 誰が、どこまで自分で更新するか
    • 更新する人と範囲が決まっていると、公開後に更新が止まりにくくなります。

きれいにまとめる必要はありません。スマホのメモに箇条書きするくらいで十分です。

まとめ

この記事のポイントを振り返ります。

この記事のポイント

  • 飲食店のホームページは、Googleマップで候補を絞ったお客様が「最後に開くページ」
  • お客様が確かめるのは「今日開いている?」「何がいくら?」「入れる?」「どう行く?」「予約は?」の5つ
  • 情報の量より、スマホで答えがすぐ見つかることが大切
  • 営業時間や休みは、ホームページ・Googleマップ・グルメサイトで同じ日にそろえる

次の一歩として、自分のお店をGoogleマップで検索してみてください。「ウェブサイト」ボタンを押したとき、どのページが開くかを確かめるところから始めてみましょう。

ホームページ作り全体の流れを知りたい方は、次の記事で順番に解説しています。どこから手をつければいいか迷ったときの、地図のように使っていただけます。

草加市周辺で飲食店のホームページを作りたい方は、Lazoricoにお気軽にご相談ください。対面でお話をうかがい、お店の規模や予算に合わせて、無理なく続けられる形を一緒に考えます。

公開後の更新や運用のサポートもおこなっています。料金の目安は、料金プランのページにまとめています。

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