BLOG

ブログ・コラム

Web集客の基礎知識

Googleビジネスプロフィールの始め方|小さなお店がまず埋めたい項目

Googleビジネスプロフィールの始め方。お店の看板とスマホの地図画面にピンが立っているイラスト

Web集客、何から始める?の記事で、最初の一歩はGoogleビジネスプロフィールを整えることだとお伝えしました。ところが、実際に開くと入力欄がたくさん並んでいて、どこから埋めるのか、住所は出してよいのかと、手が止まってしまうことがあります。

この記事は、その続きです。次の3つをお伝えします。

  • 最初に埋めたい、どの業種にも共通する7つの項目
  • 業種ごとに足したい項目
  • 登録やオーナー確認で迷いやすい分かれ道

内容は、2026年10月時点のGoogle公式ヘルプで確認したものです。画面の名前や手順は変わることがあるため、迷ったときは、ご自身の画面とヘルプを見比べてください。

ラゾまる

先に結論です。最初に、どの業種でも共通する7つの項目を、実際の看板や業態に合わせて正確に埋めます。業種ごとの項目は、そのあとに足します。住所の出し方は、店舗型か出張型かで変わります。凝った工夫より、正確で空欄が少ないことが先です。

登録の前に確かめたいこと|プロフィールはもう存在しているかもしれません

自分で作った覚えがなくても、お店のプロフィールがGoogleマップにすでに出ていることがあります。まず、お店の名前と市区町村でGoogleマップを検索してみてください。見え方は、次の3つに分かれます。

  • 未登録:お店が出てこない場合です。「Google にビジネス情報を追加」から、新しく登録します。
  • 未確認:プロフィールは出ているけれど、オーナーが確認されていない場合です。「ビジネスオーナーですか?」から「管理を開始」を選び、案内に沿って進みます。
  • 他の人が確認済み:手続きの途中で、すでに他の人が管理していると表示される場合です。対応は、次の節で説明します。
お店の名前でGoogleマップを検索したあと、未登録・未確認・他の人が確認済みで次の行動が分かれる流れの図

どの場合も、Googleアカウントが必要です。オーナー確認そのものの基本は前の記事で説明したので、ここでは省きます。

プロフィールは、1つの事業に1つが原則です。同じ事業のものが複数あると、重複とみなされ、表示されなくなる場合があります。間違えて作ってしまったほうは削除できます。お店が移転したときも、新しく作らず、今のプロフィールの住所を更新します。

登録とオーナー確認で迷いやすい3つの場面

①「他の人がすでにオーナー確認済み」と出たとき

以前に誰かが登録していた、などの場合が考えられます。このときは、今のオーナーにオーナー権限をリクエストします。

  1. リクエストすると、今のオーナーにメールが届き、3日以内の返答を求められます。
  2. 承認されると、メールが届き、プロフィールを管理できます。
  3. 拒否された場合も、メールが届きます。編集の提案はできます。
  4. 3日たっても返答がないときは、自分で申請できる場合があります。この選択肢が出ないこともあります。

実店舗や事務所を持たない出張型の仕事は、手順が少し違います。Googleへの問い合わせで、問題の説明に「リスティングのオーナー権限の譲渡」を選びます。

②住所を出す?出さない?

Googleは、ビジネスを3つに分けています。

  • 店舗型:常設の看板があり、営業時間中にお客様と対面でやり取りするお店です。
  • 非店舗型:お客様のところへ出向き、自分の住所では接客しない仕事です。
  • ハイブリッド型:自分の住所で接客しつつ、出張や配達も行う仕事です。
店舗型・非店舗型・ハイブリッド型で、住所の表示とサービス提供地域の入れ方がどう変わるかを比べた表

自分の住所で接客しない場合は、住所を表示しない設定にして、代わりに「サービス提供地域」を入れます。「この地域なら伺えます」と伝える欄です。自宅兼事務所も、この形です。市区町村や郵便番号で指定し、最大20か所、拠点から車で約2時間以内が目安です。「半径◯km」という指定はできません。住所を隠すだけで地域を入れないと、Googleが地域を選んでしまうので、自分で入れておきましょう。

なお、私書箱や、住所だけを借りているバーチャルオフィスは、対象になりません。

③オーナー確認で、つまずきやすい注意点

確認の方法はGoogleが決めるため、自分では選べません。方法ごとの注意点です。

  • 動画:その場でのライブ撮影で、事前の録画は使えません。30秒以上、途切れず編集なしで撮り、スマートフォンからアップロードします。看板や所在地の目印など、実在の証拠を映します。審査は5営業日ほどで、承認されなかったときは「問題を確認」から出し直せます。
  • ハガキ:新しいコードをリクエストすると、前のコードが使えなくなります。何度も頼まないことです。有効期限は30日です。
  • ライブビデオ通話:使えるのは一部のビジネスで、営業時間内に限られます。
  • ホームページがある場合:Search Consoleでウェブサイトのオーナー確認を済ませていると、すぐ完了する場合があります。Search Consoleとは、ホームページの検索での見え方を確かめる、Googleの無料ツールです。

完了すると、確認メールが届きます。プロフィールに「オーナー確認を行う」というボタンが再び出ているときは、完了していないという意味です。

最初に埋めたい7項目|どの業種でも共通

全部を一度に埋める必要はありません。まずは、次の7項目です。

  1. ビジネス名:実際の看板や名刺と同じ名前。地域名やキャッチコピーは足しません。
  2. カテゴリ:「このビジネスは◯◯である」に当てはまる、具体的なもの。
  3. 住所・サービス提供地域:店舗型は住所、出張型はサービス提供地域。接客しない住所は出しません。
  4. 営業時間・電話番号・ウェブサイト:通常の営業時間と、祝日などの特別営業時間。電話番号は、メインのほかに最大2件まで(FAXは不可)。URLは https:// から始まる形で入れます。
  5. ビジネスの説明:提供している商品やサービス、ほかと違う点を、全角375文字までで。URLは入れられません。
  6. 写真:外観、内観、サービスの様子、ロゴ。実物のとおりに、加工しすぎません。
  7. 属性・サービス:「Wi-Fi 対応」のような事実に基づく属性と、提供しているサービス。

営業時間には補足があります。Googleのガイドライン(英語版)では、予約のみで営業する事業は、営業時間を設定しないとされています。決まった営業時間があるお店は、通常どおり設定して大丈夫です。

ビジネス名は「看板と同じ」が基本

地図アプリを開いたスマホを手に持って見ている手元。Googleマップでの表示を確かめる場面

ラゾまる

お店の名前は、実際の看板や販促品に書かれているとおりに入力する。Googleのヘルプには、このように書かれています。

地域名やサービス内容、キャッチコピーを名前に足すことは、ガイドライン(英語版)で認められていません。たとえば、看板が「hair salon mori」なら、「hair salon mori 草加駅前 カット・カラー専門」とはせず、「hair salon mori」と入れます(お店の名前はあくまで例です)。不要な情報を入れると、プロフィールの停止につながる可能性があるとされています。地域は、住所やサービス提供地域の欄で伝わります。

カテゴリは「何の事業か」を表す

Googleは、カテゴリの選び方が、ローカル検索での表示に関わると説明しています。メインは、事業の中心を表す、できるだけ具体的なものにします。たとえば、「サロン」より「ネイルサロン」です。ぴったりのものがなければ、より一般的なカテゴリを選びます。追加のカテゴリは、必要な分だけにします。キーワード代わりに使ったり、自分の事業ではないもののカテゴリを選んだりはしません。

写真は「実物のとおり」に

Googleのヘルプ(英語版)によると、形式はJPGまたはPNG、ファイルサイズは10KBから5MBです。推奨は縦横720ピクセル、最小は縦横250ピクセルです。アップロードしてから表示されるまで、24〜48時間かかることがあります。写真が表示されるのは、オーナー確認が終わってからです。

業種別|最初に足したい項目が変わります

業種ごとに別の機能があるのではなく、選んだカテゴリによって、使える欄が増えます。表示のされやすさは、地域や周りのお店でも変わると考えられるため、ここでは「何を入れるか」に絞ります。

飲食店

足したいのは、メニューと、予約・注文のリンクです。メニューエディタは飲食業の専用で、一部の地域・業種で使えます。メニューのURLに、第三者の注文・配達サービスへの直接リンクは使えません。

Googleマップから選ばれるための考え方は、飲食店のホームページ集客でも紹介しています。

美容室・サロン

足したいのは、サービス(施術メニュー)と価格、予約ボタンです。カテゴリによっては、予約ボタンの設置やサービス一覧の更新ができます。スタッフやお客様が写る写真は、ご本人の了承を得てからにしましょう。

ホームページとの使い分けは、美容室・サロンのホームページで集客するコツで紹介しています。

工務店・リフォーム店

最初に、事務所にお客様が来るかを確かめます。常設の看板があり来店を受けるなら店舗型、お客様の家へ出向くなら非店舗型で、住所は出しません。足したいのは、サービス提供地域と、提供している工事のサービス一覧です。説明にURLは入れられないので、施工の詳しい内容は、ウェブサイトの欄に入れたホームページで見せます。

任せて大丈夫かと迷う人に何を伝えるかは、工務店・リフォーム店のホームページ集客で紹介しています。

お客様のところへ出向く仕事・自宅兼事務所

配管や鍵のサービスのような出張型の仕事は、住所を出さず、サービス提供地域で登録します。自宅で運営している場合も同じです。なお、オンラインだけで営業し、お客様と対面で会わない事業は、対象外です。

埋めたあとに知っておきたいこと

編集した内容は、公開前にGoogleが確認します。反映は、サービス提供地域が最大48時間、写真が24〜48時間かかることがあります(英語版のヘルプによる)。直後に変わらなくても、慌てなくて大丈夫です。

また、Googleは、利用者からの報告など、さまざまな情報源をもとにプロフィールを更新します。自分では入れていない情報が増えることもあるため、ときどき表示を見ておくと安心です。「プロフィールを編集」の「収集された情報」で確認できます(一部の地域・言語・業種のみ)。

やらないほうがよいのは、ビジネス名に地域名やキーワードを足すこと、同じ事業のプロフィールを複数作ること、移転で新しく作ることの3つです。気づいた時点で見直せば大丈夫です。

プロフィールが整ったら、次はステップ②です。店名、住所、電話番号、営業時間などを、ホームページと同じ表記にそろえます。ホームページがまだなくても、プロフィールは先に整えて大丈夫です。ホームページが必要かどうか迷う方は、次の記事で、診断ポイントから確かめられます。

自分でできること、プロに頼むこと

基本は、自分でできます。時間がかかりやすいのは、「他の人が確認済み」の整理や、重複したプロフィールの整理です。

誰かに頼む場合、Googleは、オーナー確認のあとで、頼む相手をプロフィールに追加できると案内しています。オーナーはご自身のアカウントにして、頼む相手は管理者として追加する形が、Googleの案内にそった形です。MEOなどの営業や代行を受けたときは、契約の前に、何をしてくれるのかと、料金の内訳を確かめてください。ご相談は無料です。

ホームページの更新をどこまで自分でできるか迷う方は、次の記事で、判断の目安を確かめられます。

まとめ|最初の一歩は「今の状態を確かめる」

この記事のポイント

  • 登録の前に、お店の名前で検索して、「未登録・未確認・他の人が確認済み」のどれかを確かめる
  • 最初に埋めるのは、ビジネス名、カテゴリ、住所・サービス提供地域、営業時間・電話番号・ウェブサイト、説明、写真、属性・サービスの7項目
  • 業種ごとの項目は、そのあとに足す。住所の出し方は、自分の住所で接客するかで変わる

今日できることは、1つだけで十分です。お店の名前でGoogleマップを検索して、表示されている名前が看板と同じかどうかを見比べてみてください。違いが見つかれば、それが最初の一歩です。

参考にした調査・資料

ブログ・コラム一覧へ

「何から始めればいいか分からない」
その一歩を、ご一緒に。

「聞くだけ」でも大歓迎。
焦らず一歩ずつご一緒します。

お電話でのご相談・お問い合わせはこちら

070-8318-3352

営業時間 平日 9:00〜18:00

LINEで相談する 無料相談する