LLMOとは?AI検索対策とSEOの違い|やらなくていいこと、やるべきこと
「LLMO対策をしないと、AIに出てこなくなりますよ」
そんなふうに言われて、何をすればいいのか分からなくなった。あるいは、これから言われるかもしれないと感じている。そんな場面に、心当たりはないでしょうか。

ケンジ
(工務店の代表)
この前、『LLMO対策をしないと、AIに出てこなくなりますよ』と言われたんだ。そもそもLLMOって何なのか、よく分からなくてね。

ユミ(美容室オーナー)
私も似たことを言われたわ。SEOとは別にやらないといけないの? ChatGPTにも対策が要るのかしら…。
※登場人物は、場面を分かりやすくするための架空の例です。

LLMO、GEO、AEO。聞き慣れない言葉が並ぶと、「何かしないと取り残されるのでは」と不安になりますよね。
先にお伝えします。結論から言うと、特別な「LLMO対策」は要りませんが、情報を正しく整えることは必要です。

ラゾまる
言葉は新しくても、やることは意外とシンプルです。やらなくていいことと、やることを、順に分けていきましょう。
この記事では、AI検索(ChatGPTやGemini、Google検索のAIモードなど、AIに質問して答えを探す使い方)への対策について、次の順でお話しします。
- LLMO・GEO・AEO・AIOという言葉の違い
- SEOと同じところ、違うところ(Google以外のAIの話も含みます)
- やらなくていいこと
- やるべきこと
- 売り込みを受けたときの見方
この記事は2026年10月時点の情報です。AI検索は変化が早いので、半年ごとに見直します。
LLMO・GEO・AEO・AIOは何が違う?|Googleから見ると「SEO」のまま
4つの言葉を表で整理すると
LLMO、GEO、AEO、AIO。どれも、「AI検索で見つけてもらうための取り組み」を指して使われることが多い言葉です。ただ、指す範囲は、使う人や会社によって少しずつ違います。よく使われる意味を、表にまとめます。
| 言葉 | 読み方・正式名称 | よく使われる意味 |
|---|---|---|
| LLMO | エルエルエムオー(Large Language Model Optimization、大規模言語モデル最適化) | ChatGPTなどのAIの回答の中で、自社の情報が正しく取り上げられるようにする取り組み |
| GEO | ジーイーオー(Generative Engine Optimization、生成エンジン最適化) | 生成AIを使った検索で、自社を見つけてもらいやすくする取り組み |
| AEO | エーイーオー(Answer Engine Optimization、回答エンジン最適化) | 質問への答えとして、自社の情報が取り上げられるようにする取り組み |
| AIO | エーアイオー | 呼び方が一定しません。Googleの「AIによる概要」(AI Overviews)を指す場合と、「AI向けの最適化」(AI Optimization)を指す場合があります |
LLMOの「LLM」は、「大規模言語モデル」の略です。ChatGPTやGeminiのような、文章を作るAIの土台になっている仕組みで、大量の文章から学んで、質問に自然な言葉で答えられるようにしたものです。LLMOは、そのAIの回答に、自社のことが正しく出るようにしよう、という考え方を指して使われる言葉です。
ここで知っておきたいのは、4つの言葉が、きっちり使い分けられているわけではないことです。LLMOとAIOを同じ意味で使う記事もあれば、GEOとLLMOを分けて説明する記事もあります。言葉の定義に正解を探すより、「その言葉のもとで、具体的に何をするのか」を見るほうが、判断しやすくなります。
Googleは、どう見ているのか
では、Googleはこれらの言葉をどう見ているのでしょうか。Google検索セントラル(Googleが、ホームページの運営者向けに公開している公式の解説)の「生成AI機能向けにウェブサイトを最適化する」(2026年10月9日更新)に、AEOとGEOについて触れた部分があります。
そこでは、AEOとGEOは、AI検索での見え方を高める作業を指して使われることがある言葉だと説明されています。
Googleは、生成AI検索向けに最適化することは検索向けに最適化することであり、「SEOであることに変わりはありません」と説明しています。

SEO(検索エンジン最適化)は、ホームページが、Googleなどの検索で見つけてもらいやすくなるよう整えることです。つまり、Googleから見ると、「AI向けの特別な最適化」という別の仕事があるわけではなく、これまでのSEOの延長にある、という考え方です。
ただし、これはGoogle検索についての説明です。ChatGPTなど他のAIについては、次の章で分けてお話しします。
ここまでをまとめると、「LLMO対策」「GEO対策」と呼ばれていても、大切なのは呼び方ではなく、中身です。「何をするのか」と「それはGoogleの説明と合っているか」を見比べれば、迷いにくくなります。
SEOと同じところ、違うところ
AI検索への対策を考えるときは、「Google検索のAI機能」と「それ以外のAI」を分けて考えると整理できます。分ける理由は、Googleには公式の説明があり、それ以外のAIには、同じような公式の説明が見当たらないからです。
Google検索のAI機能(AIによる概要・AIモード)の場合
Google検索のAI機能には、主に2つあります。
- AIによる概要:複雑な質問の要点を、すばやくつかめるように表示する機能です。詳しく知るための関連リンクも表示されます。
- AIモード:Google検索の中で、調べものや比較など、複雑な質問をまとめて投げかけられる機能です。AIがまとめた答えと、参考になるウェブサイトへのリンクが表示されます。
Googleは「AI機能とウェブサイト」(2025年12月31日更新)の中で、AIによる概要とAIモードにコンテンツが表示されるための追加の要件はなく、別に特別な最適化を行う必要もない、と説明しています。表示されるための条件は、普通の検索と同じです。
ページがGoogleに登録(インデックス)されていること、検索結果にスニペット(検索結果に表示される、ページの説明の短い文)が表示されること、Google検索の技術要件を満たしていること。この3つが条件で、AI向けの追加の技術要件はないとされています。
そのほかのSEOの基本も、同じように大切だとされています。
- 読者の役に立つ、独自性のあるコンテンツを作ること
- 重要な内容を、画像だけでなく文字で書くこと
- Googleビジネスプロフィールなど、お店や会社の情報を最新にしておくこと
では、普通の検索と違うところはあるのでしょうか。1つあります。AIによる概要とAIモードは、1つの質問を、関連するいくつもの検索に分けて調べ、その結果をもとに答えを組み立てることがあります(「クエリ ファンアウト」という手法です。名前は覚えなくて大丈夫です)。そのため、従来の検索より幅広いリンクが表示されることがあります。また、AIによる概要は、AIの答えを付けたほうが役立つとGoogleが判断したときだけ表示されるので、いつも表示されるわけではありません。
なお、Googleは、条件を満たしていても、ページの登録や表示は保証されないとも説明しています。「これをすれば出る」という近道は、Google検索についても示されていません。
Google以外のAI(ChatGPTなど)はどう考える?
Googleの説明が対象にしているのは、Google検索の中のAI機能です。ChatGPTやPerplexityなど他社のAIについては、Googleのように「何が必要で、何は不要か」をまとめた公式の説明が、私たちが確認した範囲では、2026年10月時点で見当たりません。
ChatGPTなど他のAIには、Googleのような公式のルールが示されていないため、「こうすれば出る」とは言えません。
では、まったく手がかりがないのかというと、そうでもありません。米国の地域事業者を調べたツール会社の報告(2026年8月、ChatGPTなどが対象)では、自社サイトが多く引用され、お店や会社の情報をまとめた掲載サイトが次に続く傾向でした。ただし、ツールを提供する会社の報告で、米国のデータです。日本の状況にそのまま当てはまるとは限らないので、「傾向」として受け止めてください。
整理すると、他のAIについて、次のように言えます。
- 言えること:プロフィール・掲載サイト・自社サイトの情報を、新しい状態に保っておくことは、どのAIに対しても、損にはならないと考えられます。古い情報が残っていると、AIの答えにも古い内容が出ることがあるからです。
- 言えないこと:どのAIが、どの情報を、どれくらい重く見ているか。公式の説明がないので、細かい話は断言できません。
AIに自社が出てこなかったときの確かめ方は、「ChatGPTやAI検索に自社が出ない理由と、まず確かめること」で紹介しています。
もう1つ覚えておきたいのは、他のAIについて「こうすれば出ます」と言われたときの見方です。その根拠が、Googleのような公式の説明なのか、民間の調査や経験にもとづく意見なのか。それを聞いてみるだけで、判断しやすくなります。この見方は、あとの「売り込みを受けたとき」の章で、もう一度お話しします。
やらなくていいこと|Googleが「対応不要」としている5つ
ここからが、この記事の中心です。Googleは「生成AI機能向けにウェブサイトを最適化する」の中で、AEOやGEOの名前で提案されている「ハック」(近道のような手法)の多くは、効果がなく、Google検索の実際の仕組みにも支えられていない、と説明しています。そのうえで、Googleは次の5つについて、対応する必要はないとしています。
① llms.txtや特別なマークアップ
llms.txt(エルエルエムズ・テキスト)は、AI向けにサイトの内容を案内するために、サイトに置く文字だけのファイルです。「AIが読みやすいよう、要点をまとめたメモを置いておく」というイメージです。
Googleは、Google検索(生成AI機能を含む)に表示されるために、AI向けのファイルや特別なマークアップを新しく作る必要はない、と説明しています。理由は、Google検索自体が、これらを使わないからです。
なお、llms.txtを作って、このファイルを使うほかのサービスのために置いておくことは、まったく問題ないとされています。Google検索では無視されるので、Googleでの表示や順位には影響しません。「置いてはいけない」ではなく、「Google検索のために置く必要はない」という意味です。ChatGPTなど他のAIが使うかどうかは、公式の説明がないので、ここでは言い切れません。
② コンテンツの細かい分割(チャンク化)
チャンク化は、AIが理解しやすいように、文章を細かい単位に区切ることです。「AIは長い文章が苦手だから、小さく分けたほうがいい」と勧められることがあります。
Googleは、AIが内容をより深く理解できるようにするために、コンテンツを細かく分割する必要はない、と説明しています。Googleのシステムは、1つのページにある複数のトピックのニュアンスを理解して、関連性の高い部分をユーザーに表示できるからです。
また、短いページが合う場合も、長いページが合う場合もあり、理想的なページの長さというものはありません。読む人(お客様)にとって読みやすいかどうかで決めて大丈夫です。
③ AI向けの書き換え
「AIに伝わるように、文章を書き直しましょう」という提案もあります。
Googleは、生成AI検索向けの書き方をする必要はない、と説明しています。AIのシステムは、類義語や、ユーザーが探しているものの一般的な意味を理解し、同じ言葉が使われていないコンテンツでも、ユーザーに示すことができるからです。
ですから、「ロングテールキーワード」(「草加市 リフォーム 費用」のように、言葉を組み合わせた細かい検索のこと)が足りないのでは、検索のバリエーションを全部押さえられていないのでは、という心配も、しなくてよいとされています。ふだんお客様に話すような言葉で書いて、問題ありません。
④ 不正確な「言及」探し
「言及」は、ブログや動画、フォーラムなど、ウェブ上で自社の商品やサービスについて語られている内容のことです。Googleの生成AI機能は、こうしたウェブ上の言及を表示することがあります。
ただし、Googleは、ウェブ全体で不正確な「言及」を探して回ることは、一見すると役立ちそうでも、実際にはそれほど役に立たない、と説明しています。Googleの検索の仕組みは、高品質なコンテンツを重視し、スパム(検索結果を不当に操作しようとする行為)をブロックするようにできています。生成AI機能も、その両方に頼っているからです。
また、ガイドの要点のまとめでは、「不自然な言及の追求」も、Google検索では無視できる戦術に挙げられています。言及を増やそうとして不自然な手を使うより、読者の役に立つ情報を発信するほうが、土台になると考えられます。
⑤ 構造化データへの過剰な取り組み
構造化データは、ページに書かれた内容(店名、住所、営業時間など)を、検索エンジンが読み取りやすい決まった書き方で、ページの裏側に添える仕組みです。
Googleは、生成AI検索に構造化データは必要なく、追加する必要がある特別なschema.orgのマークアップ(構造化データの書き方の標準)もない、と説明しています。「AIのために、構造化データを増やしましょう」という話は、Google検索については当てはまりません。
ただし、構造化データには、検索結果に追加の情報が表示される「リッチリザルト」の対象になりやすくなる、という別の役割があります。そのため、SEO全体の一部として使い続けることは、勧められています。つまり、「AI検索には不要だが、無駄ではない」ということです。

ラゾまる
5つに共通するのは、『AIのために特別なことをしなくても、読む人のためのページを作ればよい』という考え方です。
別の注意|質問ごとにページを量産すること
5つとは別に、気をつけたいことがあります。それは、「検索されそうな質問ごとに、ページを大量に作る」という方法です。
Googleは、ユーザーが検索しそうなすべてのバリエーション(AIが分けて調べる関連の質問など)に対応するコンテンツを、1つずつ作りたくなるかもしれないとしたうえで、これを主に検索ランキングやAIの回答を操作する目的で行うと、スパムポリシー(検索結果を不当に操作する行為を禁じる、Googleの決まり)の「大量生成されたコンテンツの不正使用」に違反する、と説明しています。長い目で見ても、効果的ではないとされています。
ページ数が多いからといって、サイトの品質やユーザーとの関連性が高くなるわけではありません。
これも、Google検索についての説明です。ChatGPTなど他のAIについては、公式のルールが示されていないので、ここでは言い切れません。
やるべきこと|情報を正しく整える、4つの基本

では、何をすればよいのでしょうか。Googleの説明をもとに、4つにまとめます。どれもGoogle検索の話ですが、情報を正しく整えることは、他のAIに対しても、損にはならないと考えられます。
① Googleに登録され、表示される状態にする
最初の基本は、ページがGoogleに登録(インデックス)されていて、検索結果に表示できる状態になっていることです。先ほどお話ししたとおり、AIによる概要やAIモードに表示されるには、インデックスされていること、スニペットが表示されること、Google検索の技術要件を満たしていること、が条件です。
ここで見落としやすいのが、Googleが、ホームページを見に来られるかどうかです。Googleは、robots.txt(検索エンジンに「見に来てよい場所、見に来ないでほしい場所」を伝えるファイル)だけでなく、CDN(サイトの表示を速くする仕組み)やホスティング(サイトを置いている場所)の側でも、Googleがページを見に来ること(クロール)が許可されているか、確かめるよう勧めています。心当たりがなければ、サイトを管理している会社に聞いてみてください。
また、重要な内容は、画像の中だけでなく、文字でも書いておきます。文字で書いてあれば、検索エンジンにも読み手にも伝わりやすくなります。
「条件を満たせば、すべて登録される」わけではない点は、先ほどお話ししたとおりです。登録されているかの確かめ方は、「ホームページを作ったのに検索に出てこない理由」で紹介しています。
② お店の情報(Googleビジネスプロフィールなど)を最新にする
2つ目は、お店や会社の情報を、最新の状態にしておくことです。
Googleは、状況によって、生成AIの回答に、ローカルビジネス(地域のお店や会社)の情報が含まれることがある、と説明しています。そのうえで、Googleビジネスプロフィール(Googleマップや検索に表示される、お店や会社の情報を、自分で管理できる無料のサービス)などを利用すると、AIの回答と、ふつうの検索結果の両方で、表示されやすくなるとしています。
見直したいのは、店名、住所、営業時間、電話番号などです。営業時間が古いまま、というのは、特に見落としやすいところです。登録がまだの方は、「Googleビジネスプロフィールの始め方|小さなお店がまず埋めたい項目」で、手順を確かめられます。

名前・住所・電話番号をそろえておく理由や、構造化データの基本は、「名前・住所・電話番号をそろえる理由|Googleにも、AIにも正しく伝える」で紹介しています。
③ 自社にしか書けないことを、文字で書く
3つ目は、自社にしか書けない内容を、ホームページに文字で書くことです。
Googleは、「独自の視点」を、生成AI検索で長く見つけてもらうために、いちばん役立つものとして挙げています(ガイドの中で、他のどの提案よりも長期的に効果があると考えられる、と書かれています)。たとえば、体験談は、個人的な経験にもとづく独自の視点になります。一方、すでに他の場所にある情報の要約は、言い換えにすぎないとされています。
体験談のような、自社にしか書けない内容が、ほかのサイトとの違いになります。
イメージしやすいように、架空の例で考えてみます。工務店のホームページに、「リフォームで失敗しない7つのポイント」と書いたページがあるとします。こうした内容は、誰でも書ける一般的な知識なので、独自の情報にはなりにくいとされます。一方、「築30年の浴室で、先に床下を点検した理由」のように、その会社ならではの判断や経験が書かれたページは、ほかにはない内容になります。(この例は、イメージのための架空の例です。)

特別な文章力は要りません。お客様からよく聞かれる質問と、その答え。仕事で気をつけていること。なぜその方法を選ぶのか。ふだん話していることを、文字にするところから始めて大丈夫です。
④ 全部やらなくていい
4つ目は、気持ちの面の基本です。
Googleも、ガイドに書かれたことをすべて行う必要はない、と説明しています。
さらに、Google検索(生成AIの体験を含む)では、明示的なSEOをまったく行わなくても、多くのコンテンツが成功している、とも書かれています。できる範囲で、続けること。それが、いちばん現実的な進め方です。
売り込みを受けたとき|Googleの案内で見比べる
「AI対策」の売り込みを受けたとき、Googleの案内と見比べると、落ち着いて判断しやすくなります。Googleは、第三者のSEOツールやアドバイスを評価するときの考え方も、公式に案内しています。AEOやGEOのツール・サービスも、その対象に含まれています。
ここで挙げる言い方は、見比べ方を分かりやすくするための架空の例で、実際のやり取りではありません。
| よくある言い方(架空の例) | 見比べる先 |
|---|---|
| 「Googleが推奨している方法です」 | Googleは、第三者のサービスを評価していません |
| 「AIへの掲載を保証します」「Googleの内部データを使っています」 | 第三者のツールは、Googleの内部データにアクセスできず、成果も保証できません |
| 「llms.txtを置けばAIに出ます」 | 本記事の「① llms.txtや特別なマークアップ」 |
| 「質問ごとのページを大量に作ります」 | 本記事の「別の注意|質問ごとにページを量産すること」 |
「Google公式」「Googleが認めている」と言われたら
「Googleが認めている」という説明があっても、Googleは第三者のサービスを評価していません。
Googleは、第三者のサービスの中には、Googleが「認めている」「承認している」かのように伝えるものもあるので、そうした言い方に注意するよう案内しています。
よいアドバイスの目安も、示されています。それは、「意見だと断っている」か、「公式のガイダンスを引用して、根拠を示している」かのどちらかです。もし「Googleがそう言っています」と説明されたら、公式のどのページに書かれているかを聞いてみてください。すぐに答えられるなら、安心材料の1つになります。
「成果を保証します」「Googleの内部データを使っています」と言われたら
Googleは、第三者のツールは、Googleの内部のランキングデータにアクセスできず、成果を保証することもできない、と説明しています。ツールが示す予測は、あくまで各社のものです。
生成AI向けのガイドでも、ランキングでの上位獲得を約束するツールや、Googleの「内部」の指標を使っていると主張するツールには注意するよう、書かれています。
Googleが無料で提供しているSearch Console(サーチコンソール)は、Google自身のデータを、サイトの運営者が自分で見られるツールです。Googleは、第三者のツールを使う場合でも、Search Consoleを使うことを勧めています。
役立つ場合もあります(全部を断る必要はありません)
ここまで読むと、「提案は全部断るべきなのか」と思われるかもしれません。そんなことはありません。Googleも、第三者のサービスの中には、役に立つものもある、としています。
大切なのは、すぐに決めないことです。次の3つを聞いて、納得できてから決めても、遅くありません。
- 具体的に、何をしてもらえるのか
- 料金の内訳は、どうなっているのか
- 成果について、どのように説明しているのか(保証していないか)
分からない点は、その場で返事をしなくて大丈夫です。公式のガイドと見比べて、納得できてから、決めましょう。
よくある疑問
実際の現場では、近い意味で使われることが多い言葉です。ただ、指す範囲は、使う人や会社によって違います。言葉が同じか違うかよりも、「その名前のもとで、具体的に何をするのか」を確かめるほうが、判断の役に立ちます。
Google検索のために置く必要はない、とされています。Google検索ではこのファイルが無視されるので、置いても、Googleでの表示や順位には影響しません。置くこと自体は問題ありません。ChatGPTなど他のAIが使うかどうかは、公式の説明がないので、はっきりしたことは言えません。
Google検索のAI機能については、Search Consoleの「生成AIパフォーマンスレポート」で確認できます。AIによる概要とAIモードで、サイトへのリンクが何回表示されたか(インプレッション数)が、ページ・国・デバイス・日付ごとに分かります。Googleのヘルプによると、2026年8月31日付で、世界中のすべてのサイトに公開されました。 ただし、サイトが生成AI機能で十分なインプレッション数を獲得していないと、レポートが表示されないことがあります。表示されなくても、サイトに問題があるとは限りません。ChatGPTなど他のAIでの出方は、公式のレポートが見当たらないので、数字では確かめにくいのが実情です。
まとめ|特別な対策は要らない、情報を整え続ける
この記事のポイント
- 「LLMO」「GEO」「AEO」「AIO」は、呼び方より中身が大切です。Googleから見ると、生成AI検索向けの最適化は、SEOと同じです。
- Googleが「対応不要」とする5つ(llms.txt、細かい分割、AI向けの書き換え、「言及」探し、構造化データへの過剰な取り組み)はやらなくて大丈夫。やるのは、①Googleに登録される状態、②お店の情報を最新に、③自社にしか書けないことを文字で、④全部やらなくていい、の4つです。
- 売り込みを受けたときは、公式の説明と見比べて、納得できてから決めましょう。
「LLMO対策」という言葉は、新しく聞こえます。けれども、中身をたどると、ホームページとお店の情報を正しく整え、自社にしか書けないことを伝える、という基本につながっています。AIの話をするときも、まずここから、と考えて大丈夫です。
検索・Googleマップ・AI検索をまとめて見たい方は、こちらの記事もあわせてどうぞ。
今日できる一歩|受けた(これから受ける)提案を、見比べてみる
もし、LLMO対策やAI検索対策の提案を受けたことがあれば、その内容を一度、書き出してみてください。まだ受けていなくても、これから受けたときに使えます。
そのうえで、この記事の見方で、次の点を見比べます。
- 「やらなくていいこと」の5つが、売りになっていないか
- 「Googleが認めている」「保証します」といった言い方がないか
- 何をするのか、料金の内訳、成果の説明を、納得できるまで聞けているか
次の一歩として、受けた(これから受ける)提案を、この記事の見方で見比べてみましょう。
見比べても迷うときや、何から整えればよいか分からないときは、ご相談ください。ご相談とお見積もりは無料です。
この記事は、2026年10月時点の内容です。半年ごとに見直します。
参考にした調査・資料
- Google 検索の生成 AI 機能向けにウェブサイトを最適化する(Google 検索セントラル、2026年10月9日更新)
- AI 機能とウェブサイト(Google 検索セントラル、2025年12月31日更新)
- サードパーティの SEO ツールとアドバイスに関するガイダンス(Google 検索セントラル)
- 生成 AI パフォーマンス レポート(検索)(Search Console ヘルプ)
- Where does ChatGPT get its information about local businesses?(Insites、2026年8月。ツール会社の報告、米国のデータ)

