ホームページ制作はワードプレスで行うべき?メリット・デメリット徹底解説!【中小企業・個人向け】
インターネット社会の到来と共に、ホームページは企業や個人事業主にとって欠かせない存在となりました。
ホームページは商品やサービスの情報発信、顧客とのコミュニケーション、ブランディングなど、様々な役割を担っています。
ホームページ制作のメリットについて詳しく知りたい方は下記の記事がおすすめです。
近年、ホームページ制作においてワードプレス(WordPress)が注目されています。ワードプレスは、誰でも簡単にホームページを作成できるオープンソースのCMS(コンテンツ管理システム)です。
しかし、ホームページ制作を検討する際に、このような悩みを抱えている方もいるかと思います。
ワードプレスが注目されてると調べてみたけど、実際どうなの?
ワードプレスのメリットとかデメリットを知りたいな
そこで本記事では、ホームページ制作でワードプレスが注目される理由となるメリット、ワードプレスのデメリット、ワードプレスでホームページ制作を行うべきかどうかについて詳しく解説します。
中小企業・個人事業主にとって、ホームページ制作は大きな課題の一つです。
時間や費用をかけずに、効果的なホームページを作成したいと考えている方は多いのではないでしょうか。
本記事を読むことで、
- ホームページ制作でワードプレスが注目される理由となるメリットを知る
- 一方で、ワードプレスのデメリットも把握しておく
- ワードプレスでホームページ制作を行うべきかどうか判断する
ことができるようになります。
本記事を通して、ワードプレスについて理解を深め、ホームページ制作における最適な選択肢を見つけていただければ幸いです。
ホームページ制作でワードプレスが注目される7つのメリット
ワードプレスは管理画面があり、ログインすると記事や固定ページを作ったり、プラグインを導入したりと初心者でも色々とできることがあります!
ワードプレスが注目される理由となるメリットは、主に以下の7つが挙げられます。
1. コストパフォーマンスの高さ
ワードプレスは、初期費用0円で利用できるオープンソース(*)のソフトウェアです。
サーバー代やドメイン代などのランニングコストも低く抑えられるため、中小企業・個人事業主にとって最適なプラットフォームの一つとして評価を得ています。
オープンソースは、ソフトウェアのソースコードを公開し、誰でも自由に利用・改変・再配布することを許可する開発方式です。
多くの人が協力して開発・改善を行うため、高品質なソフトウェアが無料で手に入りやすいというメリットがあります。
代表的なオープンソースソフトウェアには、LinuxやAndroid、WebブラウザのChromeなどがあります。
さらに、専門業者に依頼せずに自社で制作・運用をすることもできるため、外注費用を大幅に削減することができます。
また、コンテンツの更新を自社で行うことで、運用コストを抑えることも可能です。
コスパが良いことから、中小企業・個人事業主にとってはホームページ制作のハードルを大幅に下げることができます。
2. 操作の簡単さ
ワードプレスは、プログラミングなどの専門知識がなくても、直感的に操作できるCMS(*)です。 ドラッグ&ドロップ操作で簡単にページを作成でき、豊富な日本語チュートリアルやサポート情報も用意されているため、初心者でも安心して利用することができます。
CMSは、Webサイトのコンテンツを作成・更新・管理するためのシステムです。
プログラミング知識がなくてもWebサイトを作成・更新できるため、初心者でも簡単にWebサイトを運用できます。
主な機能として、ページ作成・編集、コンテンツ管理、テンプレート機能、SEO対策機能などが挙げられます。
ワードプレスを使用することで、ホームページ制作をこれまで躊躇していた方でも気軽に挑戦することができます。
3. デザインの自由度
ワードプレスには、1万種類以上のテーマが用意されており、好みのデザインを選択することができます。
また、HTMLやCSSの知識があれば、テーマをさらにカスタマイズすることも可能で、自社ブランドに合った、オリジナリティ溢れるホームページを実現することができます。
具体的には、以下のようなことができます。
- 業種やターゲット層に合ったデザインのテーマを選択できる
- ロゴやカラーパレットなどを変更することで、自社ブランドを反映したデザインに仕上げることができる
- 専門知識があれば、高度なデザインのカスタマイズも行うことができる
デザイン性の高いホームページを作成し、自社のブランディングを強化することができます。
4. SEO対策
ワードプレスは、検索エンジン上位表示に有利な機能が標準搭載されています。
また、SEO対策に特化したプラグインも豊富に用意されており、検索エンジンに最適化されたテーマも多数存在します。
例えば、以下のようなことが対応可能です。
- キーワード選定やメタディスクリプションの設定など、SEO対策の基本的な作業を簡単に行うことができる
- 被リンク獲得やソーシャルメディア対策など、高度なSEO対策も行うことができる
これらの機能を活用することで、自社サイトを検索エンジン上位に表示し、より多くの人にホームページを見てもらえるようになり、売り上げや利益の向上に貢献することができます。
5. 拡張性
ワードプレスは、多様な機能を追加できる拡張性の高いCMSです。
豊富なプラグインを活用することで様々な機能を追加することができ、自社サイトに必要な機能を自由にカスタマイズすることができます。
例えば、以下のような機能拡張が実現可能です。
- お問い合わせフォームやブログ機能、EC機能などを追加できる
- 会員管理機能や予約システムなどを導入できる
- 自社サイトの目的に合った、最適な機能を備えることができる
ホームページに機能を追加することで、顧客とのコミュニケーションを円滑にし、業務効率を向上させることができます。
6. 更新の容易さ
ワードプレスは、コンテンツを簡単に更新できるCMSです。 コンテンツの更新作業に専門知識は不要で、最新情報を迅速に更新することができます。
- 新商品やサービスの情報、キャンペーン情報などを、すぐに更新できる
- ブログ記事やニュース記事を、定期的に更新できる
- お客様からの問い合わせに、迅速に対応できる
常に最新情報を発信し、顧客とのコミュニケーションを活性化することができます。
7. その他
その他にも、下記のような点が注目される理由として挙げられます。
- セキュリティ対策が充実している:定期的なアップデートとバックアップで、常に安全性を保つことができます。
- 拡張性が高い:多様な機能を追加することで、様々なニーズに対応することができます。
- コミュニティによるサポート:活発なユーザーコミュニティが存在し、情報収集や問題解決に役立ちます。
- マルチサイトへの対応:1つのワードプレスで複数のサイトをまとめて管理することができます。
- モバイル最適化:スマートフォンやタブレット端末にも最適化されたホームページを作成することができます。
以上、ホームページ制作におけるワードプレスのメリットについて、詳しく解説しました。
これらのことから、ワードプレスは中小企業・個人事業主にとってホームページ制作に最適なプラットフォームと注目されている理由についてご理解いただけたかと思います。
ワードプレスの5つのデメリット
ワードプレスは、中小企業・個人事業主にとってホームページ制作に最適なプラットフォームである一方で、いくつかのデメリットも存在します。
ここでは、ワードプレスを利用する際に注意すべきデメリットを、5つご紹介します。
1. セキュリティ対策が必要
ワードプレスはオープンソースソフトウェアであるため、悪意のあるユーザーによる攻撃を受けやすいという側面があります。
具体的には、以下のようなリスクが考えられます。
- 脆弱性攻撃:ワードプレスの脆弱性を狙った攻撃
- ブルートフォース攻撃:パスワードを推測する攻撃
- SQLインジェクション攻撃:悪意のあるコードを挿入する攻撃
これらのリスクを回避するためには、定期的なアップデートやセキュリティプラグインの導入、強固なパスワードの設定などの対策が必要です。
2. 更新作業が必要
ワードプレスのアップデートにはセキュリティ対策や機能改善などが含まれており、定期的なアップデートが必要です。
主に下記の2種類のアップデートがあります。
- メジャーアップデート:数ヶ月〜半年で行われる、大規模なアップデート
- マイナーアップデート:1ヶ月に1度程度行われる、小規模なアップデート
マイナーアップデートは自動で行われますが、メジャーアップデートは自分で行う必要があり、また既存の機能の確認作業等も行う必要があります。
※上記に加えて、サーバーでのPHPのバージョン更新を検討する必要も出てきます。
アップデート作業を怠るとセキュリティリスクが高まったり、機能が正常に動作しなくなったりする可能性があります。
3. 専門知識が必要なケース
ワードプレスは、基本的な操作であれば専門知識がなくても利用できますが、高度なカスタマイズやトラブルシューティングには、HTMLやCSS、PHPなどの知識が必要となります。
これらの知識がない場合は、専門業者に依頼する必要があります。
また、上記「2. 更新作業が必要」のサーバーでのPHPバージョン更新もいきなり上げてしまうとバグが起きる可能性があり、慎重に行わなければなりません。
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4. 表示速度に注意する
ワードプレスは、拡張機能やテーマの追加によって、表示速度が遅くなることがあります。
表示速度が遅いと、ユーザーの離脱率が高まったり、検索エンジンでの評価が下がったりする可能性があります。
5. ランニングコストがかかる
ワードプレスは初期費用はかかりませんが、ランニングコストが発生します。
具体的には、以下のような費用が考えられます。
- サーバー代
- ドメイン代
- セキュリティ対策費用
- メンテナンス費用
これらの費用は、使用するサーバーやサービスによって異なりますが、年間数万円程度になる場合もあります。
ワードプレスが無料だからといって、ホームページ運営には費用がかかることを念頭に、計画的に予算策定を進めなければなりません。
以上のデメリットを理解した上で、ワードプレスを利用することが重要です。
最新の情報に常に目を向け、適切な対策を講じることで、ワードプレスを安全かつ効果的に活用することを心がけましょう。
ワードプレスでホームページ制作を行うべきかどうか
ワードプレスは中小企業・個人事業主にとって、ホームページ制作に非常に魅力的なプラットフォームということがお分かりいただけたのではないでしょうか?
しかし、すべてのケースにおいて最適とは言い切れません。
ワードプレスでホームページ制作を行うべきかどうかを判断するためには、以下のようなことを検討する必要があります。
- どのようなホームページを作成したいのか
- ホームページ制作にどのくらいの予算を費やせるのか
- ホームページ制作に関する知識やスキルはどのくらいあるのか
- 専門知識を習得する時間や労力はどのくらいかけられるのか
- ホームページをどのように運用していくのか
- 更新作業やメンテナンスは誰が担当するのか
これらの要素を総合的に判断することで、ワードプレスが自分に合っているかどうかを判断することができます。
以下は、ワードプレスがおすすめのケースと、そうでないケースの例です。
【ワードプレスがおすすめのケース】
- コストを抑えながら、効果的でデザイン性の高いホームページを作成したい
- テーマを利用して楽にホームページを作成したい
- SEO対策や更新作業を自分で行いたい
- 後から色々な機能を手軽に追加したい
【ワードプレスがそうでないケース】
- テーマやプラグインにはない、独自機能の作成やカスタマイズがしたい
- 機能はいらなくて、シンプルなホームページが作りたい
- サーバーやドメインがそもそも全く分からない
もちろん、ワードプレス以外にも様々なホームページ制作ツールがありますので、それぞれのツールの特徴を比較検討し、自分に最適なツールを選択しましょう。
まとめ
ワードプレスを利用することで、コストを抑えながら、効果的でデザイン性の高いホームページを作成することができます。
また、SEO対策や更新作業も容易に行うことができるため、常に最新情報を発信し、顧客とのコミュニケーションを円滑にすることができます。
ワードプレスは、多くのメリットを持つ一方で、デメリットも存在します。
これらのメリットとデメリットを理解した上で、ご自身の状況に合っているかどうかを判断することが重要です。
ワードプレスは、日々進化しており、今後もますます便利になっていくことが予想されます。
ホームページ制作を検討している方は、ぜひワードプレスを導入して、効果的なホームページを作成してみてください。
ワードプレスに関する情報は、以下のサイトなどで確認することができます。
また、ワードプレスの導入や運用についてご不明な点があれば、お気軽にご相談ください。
本記事が、みなさまのワードプレス検討の参考になれば幸いです。
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